※Last update 2024.9.22
音源を追加しました
ジョン・ウェットン脱退後、ジョン・ペインが後任として加入したダウンズ・ペイン体制となった直後の日本でのライブ音源2種をメインに、AQUAツアーを収録したアングラ音源やインタビュー音源を紹介します。 需要ないかな?
私が洋楽を聴き始めた中学生の頃、エイジアはウェットンとパット・スロールが脱退して、ELO part.2に少しだけ関わっていたことがあるジョン・ペインが加入するという転換期を迎えていた。
ダウンズ・ペイン体制になって初のアルバム「AQUA」を1992年6月にリリース。セールスは振るわず、ドイツとスイスではチャートに入ったものの、アメリカやイギリスでは全く話題にならなかった。
レコーディングには、パット・スロールと同タイプのHR/HM系ギタリスト、アル・ピトレリが参加した他、スティーヴ・ハウ、カール・パーマー、サイモン・フィリップスらが一部の曲にゲスト参加している。
同年、ダウンズ、ペイン、ハウ、ヴィニー・バーンズ、トレヴァー・ソーントンというラインナップでアクア・ワールドツアーを行った。北米ツアーではカール・パーマーがゲスト参加した日もあったようだ。
その後はハウとパーマーが関わることもなく、ダウンズとペインのバンドとして2006年まで細々と活動を続けていく。
ダウンズ・ペイン体制になった直後、1992年6月の来日公演を行った際に、2人が日本で受けたインタビューを文字に書き起こしてみました。果たしてぺイジアに興味がある人はいるのだろうか・・・いないか(苦笑)。
Q. それでは始めます。2年前の来日が終わってからグループに一体なにがあったのかお聞かせください。
A. その間というのは色んな所をツアーをしていたんだけど、日本公演の直後にモスクワに行って、その公演はライブアルバムにもなった。モスクワ公演のあとはヨーロッパや南米をツアーしたよ。
でも、ジョン・ウェットンがバンドの活動にかなり幻滅し始めて、それで1年くらい前にグループを離れてソロ活動に移行したんだ。
その間、僕はバンドを続けるかどうするか悩んだ。そして、エイジアの音楽を続けていくことが大切だと思うとジョンに話したんだ。それから今の状況に関して、僕は非常に満足しているよ。
Q. パット・スロールの脱退の理由は何かあったんでしょうか。
A. パットはアメリカに住んでいて、エイジア以外にもツアーの合間にミートローフなど他のバンドで活動していた。だからアメリカのセッションプレーヤーという印象が強かった。
1年前にエイジアが変わって再構築されていく過程だったので、自分たちの、それまでのバージョンのエイジアというのは終わった、という風にパットは考えたんだと思う。それが理由の1つだろうね。
パットが離れたことで、小さなレベルから少しずつエイジアを変えていこうと、また新たなエイジアを作ろうと考えているよ。
Q. 今、日本のファンの間では、果たしてカール・パーマーは本当に一時的に脱退したのか、また戻ってくるのか?というのは結構話題になっているんですが、この辺の関しては?
A. カール・パーマーはニューアルバムでも演奏しているんだけど、1982年以来、グループの中で非常に重要な役割を今まで担ってきたんだ。
ELPでの活動があるという理由もあってバンドを抜けたけど、幾つかの公演に参加して欲しいとカールに何度か連絡をしているよ。あとはカール自身がどのように自分のキャリアを発展させていこうか、どう考えているかにもよると思う。
でも、エイジアとしては全く新しいグループのような感じで再編成したいとは思っているよ。
Q. ジョン・ペインさんは正式にエイジアに加入したんでしょうか?日本のファンの人にとってジョン・ペインさんは初めてだと思うので、ジョン・ペインさんに自己紹介をして頂きたいんですが。自分のバックグラウンドとか。
A. 1年ほど前、ちょうどこの日ぐらいからエイジアに参加したんだ。エイジアの一員として、また、エイジアの新しい歴史を担う一人として活動できることを非常に喜んでいるところだよ。これから先、長い間エイジアで活動していくつもりだ。
日本の皆さんは私のことを知らないと思うから、私のこれまでの音楽的背景について少し話そう。私は主にイギリスで活動してきて、アメリカでも少しだけ活動をした。セッションプレーヤーとして、ロジャー・ダルトリー"Under a Raging Moon"などに参加してきたよ。
3, 4年前かな、ジェフと知り合ったんだ。マイケル・シェンカー・グループのアンディ・ナイたちと一緒にザ・パッションで活動をしていた時、コンサートにジェフがやってきて、グループに入らないかと誘われたんだ。それでエイジアに加入したんだよ。今、エイジアでの活動はとても楽しいよ。
Q. エレクトリック・ライト・オーケストラに参加していたという話も伺っているのですが、その辺というのは。
A. ソロ作品を制作しようとしていた時に、ジム・スタインマン(プロデューサー)と一緒に仕事をしようと思ってニューヨークに行ったんだ。彼は仕事をテキパキとこなしてくれたし素晴らしい人物だったよ。
同じ頃にジムはELOと一緒に仕事をしていて、その時にベヴ・ベヴァンが自分のバンドにELOの名前を使おうとして、そのことでジェフ・リンと揉めていた。(後にELO Part. IIとなった)グループに参加して8か月ほどいたんだ。
だけど、バンドがやっていることはジェフ・リン時代のアルバムのコピーみたいな感じだった。自分のヴォーカルをやるというよりも、ジェフ・リンと全く同じような歌い方をして欲しいとバンド側から要求されてね。やっていても満足できなかったのでバンドを去ったんだ。
Q. 音楽以外の話になりますけど、ジョン・ペインさんて帽子が好きだという、いつも帽子を被っていらっしゃるんですけど、結構帽子のコレクションとか多いんですか?
A. 小さなものも含めてコレクションがあるけどマネージャーほどは持っていないよ。マネージャーのハリーとコレクションの競争をしているんだ。
主な帽子は3つあって、1つは今被っているもので、かつてインディアンが被っていたものなんだ。人を治療したり薬を調合したりする、そういう人たちが被るものらしい。もう1つはインディアンの野球帽、もう1つはメキシカンタイプのものなんだ。
こういった帽子はエイジアのファンの人たちには見慣れないものかもしれないけど、これは私のシンボルみたいなものなんだよ。
Q. ジェフ・ダウンズさんがジョン・ペインさんをグループに加入させようと思ったきっかけみたいなものは、なにかあるんでしょうか?
A. 4年ほど前、僕はソロで活動をしようか、それかエイジア以外のバンドを作ろうか、そういったことを色々と考えていた時期があった。その頃にジョンと初めて会って、仕事を一緒にしていたことがあったんだ。その時に、ジョンがメンバーとして相応しいか色々と考えたよ。
彼の加入のきっかけになったのは、ジョン・ウェットンがエイジアを脱退すると決まった時かな。ヴォーカリストがいない状態になったし、カールもELPで活動していくことになった。
それならジョンが代わりのメンバーとしてだけではなく、グループを変えていく為に非常に適した人材ではないかと思って、それで彼に決めた。ウェットンとは違うヴォーカリストをバンドに入れることによって、新しいスタートが出来るんじゃないかと考えたんだ。
実際にジョンが誘いを引き受けてくれるかどうかにかかっていたけど、引き受けてくれたからね。これから90年代に受け入れられるグループとして、もう一度、エイジアを再編成していく上で彼は適任だと思うよ。
僕はもう一度バンドを変えていきたいんだ。80年代はバンド内で何かと揉め事が起きたけど、それも全て解決した。これから新たなスタートを切ることができるんだ、僕自身とてもエキサイティングに感じているよ。
・・・というインタビューでございました。ウェットン脱退の理由や、ジョン・ペインがどういった経緯でエイジアに加入することになったのか、本人たちの口から語られているのは貴重ですな。
では、ここから唯一存在している1992年来日公演のブートレグを紹介しましょう。
Line-up:
John Payne - vo, b
Geoff Downes - key, vo
Steve Howe - gt, vo
Vinny Burns - gt, vo
Trevor Thornton - dr
NEW ASIA (AS92062)
DISC 1
1. Go
2. Band Intro
3. Lay Down Your Arms
4. Love Under Fire
5. Rock And Roll Dreams
6. Geoff Downes Solo
7. Video Killed The Radio Star
8. Little Rich Boy
9. Voice Of America
10. Aqua Part 1
11. Who Will Stop The Rain
12. Wildest Dreams
13. Back In Town
DISC 2
1. Don´t Cry
2. Some Day
3. Steve Howe Solo The Clap
4. The Voice Of Reason
5. Only Time Will Tell
6. The Heat Goes On
7. A Far Cry
BONUS TRACK
8. Rendezvous 6:02
9. Book Of Saturday
10. Heat Of The Moment
11. Open Your Eyes
※live at amagasaki 1990
KINNIE製プレス盤2CD。1992年6月4日大阪厚生年金会館公演をオーディエンス録音で収録。詳しい場所や日時が不明でしたが大阪で確定と見てよいかと。来日公演の直後にリリースされたブートです。
メンバーが一新された新生エイジアだが、このツアーではスティーヴ・ハウがゲストとして帯同していたみたいです。演奏は悪くなく、エイジアを名乗らなければダウンズ・ペインの新バンドとして一定の評価は得られたかもしれません。別バンドとして聴くと、なかなか良いバンドと感じることでしょう。
この後にリリースされる「アリア」「アリーナ」も、メロディック・ハードロックとして良く出来たアルバムでした。しかし、エイジアを名乗られると・・・エイジアはジョン・ウェットンがいてナンボのバンドですからなあ😧
肝心の中身は、下段で紹介するオフィシャルブート「LIVE IN OSAKA 1992」と同じ音源。オフィシャルブートは本作の音源をコピーして作られたと思われます(内容が全く同じ)。オフィシャルブートに流用されるのだから当然ながら高音質です。非常にクリアで当時としては優秀な録音と言えるでしょう。
ジョン・ペインの歌声は何処となくウェットンに似ている所があり、旧作からの曲もそれほど違和感なく聴けます。ウェットン時代には演奏されなかった"Rock and Roll Dream"が演奏されているのは嬉しい所。ウェットン在籍時には演奏されなかった曲を持って来る辺り、ウェットン時代との差別化を図ろうというダウンズの気持ちが伝わってきます。
新作アクアの曲もなかなか。このラインナップだと新曲のほうが合っている印象です。せっかく新生エイジアとして再スタートを切ったのだから、アクアからの曲をもっと多くセットに組むべきだったと思います。"Heat of the Moment"を捨てるくらいの覚悟でいかないと、ダウンズ・ペインでやっていく意味はなかったのではないでしょうか。
ディスク2後半には、ボーナストラックとして1990年9月24日兵庫県尼崎市アルカイックホール公演をオーディエンス録音で収録。それでは1992年6月4日大阪公演の音源をどうぞ!
part. 1
part. 2
part. 3
LIVE IN OSAKA 1992 (BP-252-CD)
DISC 1
1. Go
2. Band Intro
3. Lay Down Your Arms
4. Love Under Fire
5. Rock And Roll Dreams
6. Geoff Downes Solo
7. Video Killed The Radio Star
8. Little Rich Boy
9. Voice Of America
10. Aqua Part 1
11. Who Will Stop The Rain
DISC 2
1. Wildest Dreams
2. Back In Town
3. Don´t Cry
4. Some Day
5. Steve Howe Solo The Clap
6. The Voice Of Reason
7. Only Time Will Tell
8. The Heat Goes On
9. A Far Cry
Blueprintレーベル、プレス盤2CD。ヨーロッパでリリースされたオフィシャル・ブートレグ・シリーズの1枚。上段で紹介した「NEW ASIA」と全く同じ音源を使用している。
「NEW ASIA」との違いは音量レベルが上がっているくらいで音質は全く同じです。1997年リリースで、最近は中古市場であまり見かけなくなりました。ファンの方は今のうちに探しておいたほうが良いかと。ファンがいるなら、ですが😏
NHK HALL, TOKYO 1992.6.5
DISC 1
1. Go
2. Lay Down Your Arms
3. Love Under Fire
4. Rock and Roll Dream
5. Geoff Downes solo
6. Little Rich Boy
7. Voice of America
8. Aqua pt.1
9. Who Will Stop the Rain
10. Wildest Dreams
11. Back in Town
DISC 2
1. Dont Cry
2. Someday
3. Beginnings
4. Mood for a Day
5. The Voice of Reason
6. Only Time Will Tell
7. A Far Cry
8. Sole Survivor
9. Open Your Eyes
10. Heat of the Moment
未ブート化音源。1992年6月5日NHKホール公演をオーディエンス録音で収録。来日公演の別音源が奇跡の発掘!これで上記「NEW ASIA」が6月4日大阪公演であることがほぼ確定しました。音源サイトに投稿された音源で、マスターテープからファイル化したそうです。
全体的に録音レベルの上下が激しく聴き辛い点があるものの、大阪同様に高音質の部類でしょう。演奏内容は前日と大きな差は感じませんが、ペインの調子が上向いてきていると感じさせる好演。特にAquaからの曲はいい感じです。"Only Time Will Tell"の途中でフェードアウトしてしまいますが、その他は完全収録。
最大の聴きどころはライブ終了後。録音者と思われる人物が「さて、行きましょう~」と同行者に話しかけて、少しのあいだですが会話が録音されています。日本公演であることの証拠ですが、こういう部分まで聴けてしまうのがアングラ音源の面白いところかも?
貴重な新登場音源ですが、果たしてペイジアの音源をブート化する業者が現れるかどうか・・・では、音源をどうぞ。なるべく音量が一定になるように調節しました。めちゃ疲れた😑
disc 1
disc 2
Milan. Rolling Stone 1992.10.7
1. Go
2. Lay down your arms
3. Love under fire
4. Rock and roll dream
5. Little rich boy
6. Aqua pt.1
7. Who will stop the rain?
8. Wildest dreams
9. Back in town
10. Someday
11. Acoustic guitar solo
12. Voice of reason
13. Only time will tell
14. The heat goes on
15. Sole survivor
16. Heat of the moment
未ブート化音源。1992年10月7日ミラノ・ローリング・ストーン公演をオーディエンス録音で収録。ミラノにあるローリング・ストーンはキャパ2500とそこそこ大きめのホールみたいです。当時のエイジアは、この規模のホール・ツアーを組むことが出来るだけの集客力があったみたいですね。
こちらも初登場音源で、投稿者によるとDATマスターからファイル化したとのこと。DATテープでも経年劣化により音質やピッチに変化が生じるのか否か私にはわかりませんが、ピッチがかなり低い状態です。そのままだとまともに聴いていられないでしょう。音質は綺麗に録れているステレオオーディエンス音源です。
演奏内容は来日公演とそれほど大差ないように感じます。良く言えばきっちりと仕事をこなしている印象。悪く言えば面白みに欠ける。ツアー開始からまだそれほど日が経っていないとはいえ、ペインにはもう少し自由に自分のスタイルで演奏して欲しいところ。この辺りにウェットンとの実力の差を感じてしまうような・・・。
では、音源をどうぞ。別公演の音源を参考にピッチを調節しております。
pt.1
pt.2
Paris, Le Bataclan 1992.10.19
1. Go
2. Lay Down Your Arms
3. Love Under Fire
4. Rock & Roll Dream
5. Little Rich Boy
6. Aqua pt.1
7. Who Will Stop the Rain
8. Wildest Dreams
9. Back in Town
10. Someday
11. Steve Howe Acoustic Solo
12. The Voice of Reason
13. Only Time Will Tell
14. The Heat Goes On
15. Sole Survivor
16. Open Your Eyes
17. Heat of the Moment
未ブート化音源。1992年10月19日パリ・バタクラン劇場公演をオーディエンス録音で収録。この劇場はキャパ1500とのこと。正確には未ブート化音源ではなく、1998年頃にHIGHLANDレーベルから「IN PARIS NIGHT」(HL461)というタイトルでリリースされていました。但しブートは1CDで不完全収録です。
この音源もマスターからファイル化しているとのことで、ブートとは違い完全収録となっています。良質なオーディエンス音源。これを書きながら自家製ブートを販売している業者のサイトを探ってみると、アップされた一連の音源を早々とファイルで販売しているな。カネしか頭にないんかよ😑
その他、特に特筆すべき点もなく、安定した演奏を聴かせてくれますが面白味には欠けるかな?なお、他の公演でも同様ですが、スティーヴ・ハウは"Aqua part.1"から参加となります。では、音源をどうぞ!
pt.1
pt.2
FROM THE SPOTLIGHT (HLP-095)
1. Lay Down Your Arms
2. Rock'n'Roll Dream
3. Little Rich Boy
4. Guitar Solo
5. Geoff Downes Solo
6. Aqua
7. The Heat Goes On
8. Don't Cry
9. Someday
10. Mood For A Day
11. Wildest Dreams
12. Back In Town
13. Open Your Eyes
14. Who Will Stop The Rain
15. Only Time Will Tell
Live at The Spotlight, Ontario Feb 19th 1993
Highland Projectレーベル、1CDR。1993年オンタリオ公演をサウンドボード録音で収録。こちらも過去にHIGHLANDレーベルから「ARICA」(HL517)というタイトルでブート化されていた定番中の定番音源。本ブートはいわばコピー盤といったところでしょう。放送用音源で音質は完璧。では、音源をどうぞ😀
spotlight
Athens, Veakio Theatre 1994.6.4
DISC 1
1. Go
2. Back in Town
3. Rock and Roll Dream
4. Sad Situation
5. Remembrance day
6. Someday
7. The Heat Goes On
8. Guitar Solo
9. Wildest Dreams
10. Anytime
11. Lay Down Your Arms
DISC 1
1. Are You Big Enough?
2. Love Under Fire
3. Sole Survivor
4. Keyboard Solo
5. Little Rich Boy
6. Desire
7. Who Will Stop the Rain
8. Military Man
Line-up:
Geoff Downes - key
John Payne - vo, ba
Al Pitrelli - gt
Michael Sturgis - dr
未ブート化音源。1994年6月4日アテネ公演をオーディエンス録音で収録。キャパ2000の劇場とのこと。良質なメロハー「天空のアリア」の貴重なツアー音源。同アルバムをよく聴いた私としては非常に嬉しい音源です。
「天空のアリア」ツアーの音源は、オフィシャルブート「LIVE IN KOLN GERMANY 1994」が出ておりますが、そちらは新曲 "Are You Big Enough?" が収録されていない他、収録曲自体もやや少なめ。この音源は完全収録です。
94年のツアーではペイジア以降の曲がセットの多くを占めるようになり、"Heat of the moment" もセットから外すようになりました。ツアーには初参加となるアル・ピトレリとマイク・スタージスのハードロック・コンビが作り出す音は、従来のエイジア色を完全に薄めることに成功しています。いっそこの路線で最後までとことん突き進めば面白かったのになあ。結局はオリジナル・エイジアの遺産にすがる形に戻ってしまった😞
この時期ならではのメロハー的サウンドは、従来のエイジアファンには受け入れられないところでしょうが、エイジアという枠を外して聴くと、質の高い曲を作っていたことがお分かり頂けると思います。個人的に「天空のアリア」期のエイジアはもっと高く評価されていいと思うのですがねえ・・・。では、音源をどうぞ。
disc1
disc2
以上でペイジアの音源特集は終わりです。オーラ・ツアーの音源も幾つかありますが、個人的にペイジアは1996年「アリーナ」までかな、と。「アクア」「アリア」「アリーナ」の3部作で完結した印象です。オリジナル・エイジアと同じやな😂
OMAKE🙄
90年代にダウンズとペインが出演したラジオショー音源を紹介いたします。しかし、全て英語なので何を話しているのかわかりません。
RADIO INTERVIEW 1992
1. Who Will Stop the Rain
2. Heat of the Moment
マット・ヤング(誰?)という人の番組でのダウンズとペインのインタビュー。途中で新作AQUAから"Who Will Stop the Rain"と、どうしてもこれを演らないと駄目なのか"Heat of the Moment"が生演奏される。
肝心のインタビュー部分は何を話しているのか分かりまへん。では音源をどうぞ。
INTERVIEW 1992
MONTREAL RADIO INTERVIEW 1993
1. Heaven on Earth
1993年カナダのFMラジオ局に出演時の音源を収録。ダウンズとペインの2人だけの出演。カール・パーマーやウェットンの名が出てくるので、エイジアの歴史などを振り返ったりしているのかな?当時の新作アクアから1曲をアコースティックで演奏している。では、音源をどうぞ。
INTERVIEW 1993
RADIO INTERVIEW 1994
1. Sad Situation
2. Feels Like Love
1994年5月24日Carola Radio Showというオランダでのラジオ番組出演時の音源を収録。ダウンズとペインが出演。やはり何を話しているのかわかりまへん。
DJはオリジナル4のラインナップに触れた後、ジョン・ペインやマイケル・スターギス、アル・ピトレイといった当時のラインナップを紹介しています。そしてエリア、エリアと連呼して、ダウンズから「アリア」と指摘されているようだ😅
当時の新作・天空のアリアから2曲をアコースティックで演奏している。それでは音源をどうぞ!
INTERVIEW 1994
VIRGIN FM 1996
1. Never
1996年、ロンドンのVirgin FMに出演時の音源を収録。ダウンズ、ペインに加えて、当時の新作アリーナに参加していたエリオット・ランドールもスタジオにいるようだ。この3名で新作アリーナから1曲を演奏している。それでは音源をどうぞ。
FM RADIO 1996
以上で、ジョン・ペイン在籍時の1990年代エイジアの音源紹介は終わりです😎