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Cyndi Lauper - Japan Tour 1986 and More【グーニーズはグッド・イナフ】


JAPAN TOUR 1986 (ZION-195)

Disc 1
1. Change of Heart
2. I'll Kiss You
3. The Goonies 'R' Good Enough
4. Boy Blue
5. All Through the Night
6. What's Going On
7. Iko Iko
8. Calm Inside the Storm
9. 911
10. One Track Mind

Disc 2
1. The Faraway Nearby
2. True Colors
3. Maybe He'll Know
4. Yeah Yeah / He's So Unusual
5. She Bop
6. Time After Time
7. Money Changes Everything
8. Girls Just Want to Have Fun
9. True Colors

Cyndi Lauper : Vocals
David Rosenthal : Keyboards
Sue Hadjopoulos : Percussion & Vocals
Aldo Nova : Guitar & Vocals
Sterling Campbell : Drums
Kevin Jenkins : Bass & Vocals


ZIONレーベル、プレス盤2CD。シンディ・ローパーの初来日公演から、日付や会場不明の初登場音源をご紹介いたします。1986年9月10日か12日武道館公演ではないかと推測されている音源です。

メーカーインフォによると関係者流出の卓直結サウンドボードの可能性とのこと。しかし、実際はまだ詳しく解明されていないそうです。SBDと、アンビエントマイクで拾った歓声をミックスした音源ではないか、とメーカー側は考えているらしい。今で言うところのマトリクス音源みたいな感じでしょうか。

聴いてみると、オーディエンス音源に感じることも確か。一方で、AUD音源にしては音が分厚い。非常に判断が難しい音源です。

1986年のJAPAN TOURは以下の日程です。

 

《9月5日『TRUE COLORS』発売》
・9月10日:日本武道館 ←本作?
・9月11日:日本武道館 音源が存在
・9月12日:日本武道館 ←本作?
・9月13日:日本武道館 音源が存在
・9月16日:静岡産業館
・9月17日:大阪城ホール
・9月18日:大阪城ホール
・9月19日:愛知県体育館
・9月22日:日本武道館 ←TV放送

 

と、なっています。音源を聴いていると、バンドの演奏も、シンディのパフォーマンスも、確かにまだ本調子ではないと言った印象です。ちなみに元レインボーのデイヴ・ローゼンタールが参加している点も聴きどころの1つ?

ごちゃごちゃ書いても仕方がない。論より証拠!では、音源を聴いていただきましょう。

 


DISC 1


DISC 2

 

 

 

おまけ🙄

シンディ・ローパーの1994年チリ公演のブートレグを紹介。

 


1993年6月、4枚目のアルバム「HAT FULL OF STARS」をリリース。1994年8月。ベストアルバム「TWELVE DEADLY CYNS...AND THEN SOME」をリリース。

ブルーエンジェル時代の曲"I'M GONNA BE STRONG"の再録など、これまでのシンディのキャリアを代表するヒット曲を網羅した本作はビルボードで81位を記録し、全世界で600万枚を売り上げるヒットとなった。

しかし、彼女の最も有名なヒットソングの1つ、映画「グーニーズ」主題歌"THE GOONIES 'R' GOOD ENOUGH"は収録されなかった。当時、シンディはこの曲を酷く嫌っており、1987年以降はライブのセットリストからも外していた。この曲についてコメントを求められる度に顔を歪めていたそうだ。

理由は色々とあるらしい。この件についてインタビューを受けたシンディは、ミュージックビデオの監督を務めたリチャード・ドナーとの確執を挙げている。撮影では自由がなく彼の指示をひたすら強制させられ、シンディは疲弊した状態で撮影を続けたという。

映画や音楽、サブカルなどに精通した作家、マシュー・レッテンマンドが96年に行ったシンディとの対談では、「グーニーズはグッドイナフ」について「その曲は嫌い、とてもつらい思い出しかない」と話している。

ファンたちがこの曲をライブで歌うことを望んでいると知った2004年まで、実に16年間に渡りこの曲は封印されてきたのであった。

さて、ここで紹介するブートレグは、そのベストアルバムがリリースされた直後の南米ツアーからのラジオ放送音源です。シンディのブートは、人気絶頂期の80年代と再評価され始めた2000年代以降のものばかりで、90年代のライブ音源はかなり珍しいのではないかと思います。

 

 


SANTIAGO CHILE 1994 (BSI-4078)

DISC1
1. THAT'S WHAT I THINK
2. I DROVE ALL NIGHT
3. ALL THROUGH THE NIGHT
4. WHAT'S GOING ON
5. IKO IKO
6. DEAR JOHN
7. FEELS LIKE CHRISTMAS
8. COME ON HOME
9. SALLY'S PIGEONS
10. SIMPLE NOT EASY

DISC2
1. BROKEN GLASS
2. TRUE COLORS
3. SHE BOP
4. MONEY CHANGES EVERYTHING
5. HEY NOW
6. KINDRED SPIRIT
7. TIME AFTER TIME
8. I'M GONNA BE STRONG
9. CHANGE OF HEART
10. INTERVIEW


BONSAIレーベル、2CDR。1994年11月9日チリ・サンティアゴ公演をサウンドボード録音で収録。FMラジオエアチェック音源。

放送局の編集が雑なのか、ブートメーカーが意図的に編集したのか分かりませんが、曲間が頻繁にカットされています。ボーナストラックとして、ディスク2のトラック10にインタビュー音源が収録されていますが、2分程度で突然ぶつ切りで終わります。

セットは当時の最新作「HAT FULL OF STARS」からの曲を中心に、ブルーエンジェル時代の曲"I'M GONNA BE STRONG"や、ジェイムズ・クロフォードの曲で多くのミュージシャンがカバーしている有名な"IKO IKO"など、この時期ならではのセットとなっており聴きどころ満載。

それでは、フル音源で(インタビュー音源はカット)どうぞ!

 


part.1



part.2



part.3

 

 

 

おまけ2🙄


ATLANTIC CITY, NJ 1997

1. BALLAD OF CLEO AND JOE
2. I DROVE ALL NIGHT
3. TIME AFTER TIME
4. YOU DON'T KNOW
5. SISTERS OF AVALON
6. HOT GETS A LITTLE COLD
7. MONEY CHANGES EVERYTHING


未ブート化音源です。ティナ・ターナーのオープニング・アクトとして出演した、1997年7月12日ニュージャージー州アトランティック・シティ公演をオーディエンス録音で収録。マスターテープからの音源です。

ドナルド・トランプが会長を務める会社が経営していた、エテズス・アリーナ・アット・トランプ・タージマハル(当時)でのライブ。録音者によると、17列目、座席番号103番で録音したそうです。

当時の最新アルバム「SISTERS OF AVALON」からの選曲が大半を占める、貴重なセットリストの公演です。前座としての出演で45分少々と短いステージですが、楽しそうに歌っているシンディが印象的です。

アルバム「SISTERS OF AVALON」は、シンディとレコード会社とのトラブルが勃発した為に、プロモーションは殆ど行われず、リリースも延期されてしまった為、売上は全米で僅か56000枚と商業的には大失敗作となってしまいました。

しかし、シンディの代表曲の1つとなるタイトルトラック"SISTERS OF AVALON"などを始め、これまでのシンディの曲とは違った新たな魅力に溢れた名盤です。シンディ自身も「このアルバムの収録曲と、アルバムを共に作ってくれたグループを誇りに思っている」と当時のインタビューでコメントを残しています。

それでは、貴重な1997年のライブ音源をどうぞ!

 


1997

 

以上でシンディ・ローパーのブート紹介は終わりだす😙