みんな大好き、ソフトロックの代表的バンド「TOTO」の1980年~1988年のブートレグ盤を紹介します😃
学生時代からの友人であり、セッション・ミュージシャンでもあるオリジナル・メンバーによってロサンゼルスで結成されたTOTOは、1STアルバム/same(1978)でビルボード9位にランクインし、上々のスタートを切りました。1982年にはアルバム「TOTO IV」が4位に入り、シングルカットされた「Africa」がビルボードHOT100で1位、「Rosanna」が2位に入るなどヒット曲を連発。また、マイケル・ジャクソン「Thriller」のレコーディングに参加するなど最盛期を迎えます。
・・・が、その後は急速に勢いを失い、1988年「The Seventh One」のビルボード64位を最後に、長期にわたり米チャートから遠ざかりました。リーダーの1人スティーヴ・ルカサーは、1982年のピーク時にバンドを積極的に売り出す方向に持っていけなかったことが失敗の原因だと語っていましたが、度重なるヴォーカルの変更など何かと運がなかったのかもしれません。
しかし、トラブルを乗り越えながら、良質なアルバムと曲をコンスタントにリリースし続けており、世界中に固定ファンを持つライブバンドとして今も根強い人気を誇ります。近年では、WEEZERが「Africa / cw. Rosanna」をカヴァーしてビルボートHOT100の1位を記録。TOTOが再び脚光を浴びたことは記憶に新しいところです。
TOTOファンの間で人気の時期と言えば、やはり1978-1988でしょう。個人的には不人気のジャン=ミシェル・バイロンのヴォーカルが好きですが、リアルタイムでTOTOを観てきた方たちは、ボビー・キンボール、ファーギー・フレデリクセン、ジョセフ・ウィリアムズのはず。今回は、1980-1988のツアー音源を収録したブートレグ盤を音源付きで紹介いたします。
なお、一部の音源が添付されていないものは、時間的に余裕が出来た時に後日追加する可能性があります。時々チェックしてみてください。では、レッツ・スタート😺
IN SEARCH OF THE KNIGHT (SP-39020)
DISC 1
1. B.G.M
2. Hydra
3. St George And The Dragon
4. Mama
5. Child's Anthem
6. I'll Supply The Love
7. Angela
8. 99
9. Tale Of A Man
DISC 2
1. Georgy Porgy
2. Rockmaker
3. Keyboard Solo
4. Girl Goodbye
5. Hold The Line
6. White Sister
7. Runaway
8. All Us Boy
Live at Osaka Koseinenkin Hall March 5th 1980
Sylphレーベル、2CDR。1980年3月5日大阪厚生年金会館公演をオーディエンス録音で収録。1998年リリース。Sylphのブートを製造販売している店で未だに販売されているみたいです。以下、メーカーインフォ。
実力派のスタジオ・メンから飛び出し一挙にブレイクした79年。そして2作目の名盤ハイドラをリリース後80年ついに初来日を果たしました。絶好調期の初来日ゆえ否が応でも盛り上がる様をぜひお聴きいただきたい逸品です!!22才ルカサーのギターも冴えまくる黄金の6人。ジェフも健在でした。
HOLD THE MILAN (PJZ-021)
1. Introduction
2. Child's Anthem
3. Girl Goodbye
4. English Eyes
5. A Million Miles Away
6. Steve Solo
7. Gift With A Golden Gun
8. Afraid Of Love
9. Goodbye Eleonore
10. I'll Supply The Love
11. Hold The Line
12. Runaway
Live at Vigorelli Stadium, Milan Sep 16th 1981
PROJECT ZIPレーベル、1CDR。1981年9月16日ミラン公演をサウンドボード録音で収録。2008年リリース。SBDとは言ってもペラペラな音質で並みのAUDのほうが聴きやすいと感じるレベル。本当にSBD?AMとは違う感じだしFMにしても・・・この音質ゆえ、他レーベルから再発なりアップグレードなりもされないのでしょう。音が悪いと演奏までマイナスに感じます。しかしながら、この時期のTOTOの演奏が悪いはずがない。勢いを感じさせる素晴らしい演奏です。それだけに音質が本当に残念。では、音源をどうぞ。
hold the milan
MASTERPIECE (Ayanami-041)
DISC 1
1. Intro
2. Girl Goodbye
3. Child's Anthem
4. I'll Supply The Love
5. Live For Today
6. A Million Miles Away
7. Good For You
8. Africa / Keyboard Solo
9. Hydra
10. 99
11. Goodbye Elenore
DISC 2
1. Guitar Solo
2. Gift With A Golden Gun
3. Make Believe
4. Rosanna
5. English Eyes
6. Afraid Of Love
7. Lovers In The Night
8. Hold The Line
9. Runaway
Live at Osaka Furitsu Taiikukaikan March 11th, 1982
懐かしのAyanamiレーベル、2CDR。1982年5月11日大阪府立体育会館公演をオーディエンス録音で収録。既発盤「LOVERS IN THE NIGHT」とほぼ同じ音質。比較して明確な違いを感じませんが、それだけ優秀な録音と言えるでしょう。オーディエンス録音の手本のような音質で、ズシッと響く低音、楽器の音を細部まで聴き取りやすい澄んだ音、会場の空間を程よく感じさせる歓声など個人的にパーフェクトと言いたいほど。下手なSBDよりもこういうAUD音源のほうが個人的に好みです。
後に後発「MEET YOU ALL THE WAY」がリリースされましたが、既発、本作、後発、どのブートであっても音質は類似していると思うので、見かけたらファンなら手にしておくべき1枚ではないかと思います。なお、プラケからインレイを取り出そうと思ったのですが、固すぎて割れそうだったのでプラケの上からのスキャンとなりました。お許しくださいまし。では、音源をどうぞ。
disc 1
disc 2
Meet You All The Way (ZION-001)
DISC 1
1. Intro
2. Girl Goodbye
3. Child's Anthem
4. I'll Supply The Love
5. Live For Today
6. A Million Miles Away
7. Georgy Porgy
8. Good For You
9. Africa
10. Keyboard Solo
11. Hydra
12. 99
13. Goodbye Elenore
DISC 2
1. Guitar Solo
2. Gift With A Golden Gun
3. Make Believe
4. Rosanna
5. English Eyes
6. Afraid Of Love
7. Lovers In The Night
8. Hold The Line
9. Runaway
Live at Osaka Furitsu Taiikukaikan March 11th, 1982
ZIONレーベル、プレス盤2CD。1982年5月11日大阪府立体育会館公演をオーディエンス録音で収録。同レーベルのデビュー盤。5月11日大阪公演は90年代半ばにリリースされた「LOVERS IN THE NIGHT」が初出であり、2000年にAyanamiから「MASTERPIECE」が登場しました。いずれもリアルタイムで購入しておりますが、正直なところ、それほど音質の差を感じません・・・と思ったのですが、久々に聴き比べてみると、ZION盤は音質がよりクリアになっているように感じられます。こちらのほうが聴きやすい。
なお、再販されているみたいなのでインフォを拝借しておきましょう(丸投げ)。
この録音は、かつて『MEET YOU ALL THE WAY』で大好評を博したもの……いえ、「大好評」という言葉では甘い。苛烈なまでの超ハイクオリティ・サウンドはZIONレーベル立ち上げのキッカケともなり、リリースと共にコレクター間に衝撃を巻き起こた。その結果、大定番のFM放送があるツアーにも関わらず、あっという間に完売してしまったのです。本作は、その衝撃マスターを再度オリジナル・カセットからCD化したものなのです。
実際、本作のサウンドは空前絶後。楽音のクリアさ、骨太感、ダイレクトぶりはFM音源を向こうに回して1/4歩も譲らない。その上に来て、ビロードの絨毯のように広がる大歓声はまるで公式のライヴアルバムのように美しい。実のところ、日本武道館のFM放送は(放送局の意向なのか)極端にオーディエンス・ノイズを削除したために妙にシラけたサウンドになっていました。
ところが、本作は日本人特有の一糸乱れぬ手拍子も生々しく、ありとあらゆる音が端正に伝わる実況録音なのです。FM音源との比較のために歓声の話になってしまいましたが、もちろん本作は大歓声にまみれているわけではない。大歓声も背後に広がるだけであり、真っ直ぐビビッドな楽音との間に割り込んでこないのです。
そんなサウンドが実現したのには、秘密がある。それは本作をモノにした録音家。実は、当時のレコード会社の関係者による録音でして、堂々とマイクスタンドを立てて収録したのです。関係者ですから、席のチケット運など無関係にベスト・サウンドのポジションを選ぶ事ができ、隠しもしないで業務用マイクを使いたい放題。超絶サウンドにならなければウソなほど恵まれた環境を存分に活かしきった録音なのです。
そんなサウンドで描かれる絶頂のTOTOが悪かろうハズがない。グラミー賞を総なめにした大名盤『TOTO IV』の全10曲中6曲を軸に、『TOTO』から4曲、『HYDRA』から2曲、『TURN BACK』から5曲と、満遍なく当時のBEST OF BESTがこれでもか!と披露されるのです。大定番のFM音源さえ問題外にする超絶なサウンド、強烈なグレイテストヒッツ、絶頂期ならではの熱演。“良い音”・“良い曲”・“良い演奏”という名盤の3要素が奇跡的なレベルでビシッと揃った超・録音です。
ライヴアルバムとは、名盤とは、こういうもの。TOTOファンか否か、サウンドボードか否かという次元を超え、万人にお勧めできる優れた音楽記録の見本盤。どうぞ、この機会にじっくりをお楽しみください。
関係者の録音やったんかーい!知らなかった、道理で音が良いはず。では、音源をどうぞ😃
disc 1
disc 2
MILAN SEPTEMBER 15, 1982 (BLUE-U 238)
DISC 1
1. Child's Anthem~Girl Goodbye
2. English Eyes
3. A Million Miles Away
4. Guitar Solo~Gift With A Golden Gun
5. Good For You~Africa~Keyboard Solo
DISC 2
1. Hydra~99
2. Make Believe
3. Rosanna
4. Afraid Of Love~Goodbye Elenore
5. I'll Supply The Love
6. Hold The Line
7. Runaway
Live at Velodromo Vigorelli Sep 15th 1982
BLUE Uレーベル、2CDR。1982年9月15日ミラン公演をオーディエンス録音で収録。2008年頃にリリース。アナログブート時代から存在する定番音源。音質は並みで普通に楽しめる音源。スクラッチノイズやフェードアウト箇所が無い為、アナログ盤起こしではなくテープからFLAC化された音源をブートCDRにしたと思われます。音源の出自がDimeですので😒
can't go livin', without you (ZION-007)
DISC 1
1. Intro
2. Carmen
3. Angel Don't Cry
4. Hold The Line
5. Georgy Porgy
6. English Eyes
7. I Won't Hold You Back
8. Stranger In Town
9. Mr. Friendly
10. Mama
11. 99
DISC 2
1. Afraid Of Love
2. Keyboards & Guitar Solo
3. Africa
4. How Does It Feel
5. Isolation
6. Change Of Heart
7. I'll Supply The Love
8. Rosanna
9. Runaway
Live at Budokan, Tokyo 26th Feb 1985
Taken from the original analogue record TOTO "ISOLATION" WORLD TOUR 85.
ZIONレーベル、プレス盤2CD。1985年2月26日武道館公演をオーディエンス録音で収録。同名アナログブートからの盤起こし。ボビー・キンボールが脱退、ファーギー・フレデリクセン加入後、唯一のアルバム「isolation」リリース後のツアー。
ファーギーの在籍期間が短すぎた為、音源が非常に少ない1985年ですが、来日公演が4種と少しずつ出そろってきたみたいです。また、アングラでLA2公演(3.24&3.28)が存在しております。前者はツベにアップされており、後者はネットに出ていないみたいですが、私は一応、音源を耳にしております。
本盤はアナログレコードから盤起こされている為、A~D面の切り替え部分で無音分が生じていることと、オリジナルのLPは曲間の前後を意図的にフェード処理しているらしく、本盤もフェード処理が施されたままの状態で収録されています。音質は良く、ファーギーのパフォーマンスも慣れないながら良い声であり違和感なく楽しめます。個人的にはジョセフよりもファーギーのほうがいいと感じるような🙄
では、音源をどうぞ。
disc 1
disc 2
Deep In The Night (TRITAL-080)
DISC 1
1. Intro
2. Carmen
3. Angel Don't Cry
4. Hold The Line
5. Georgy Porgy
6. English Eyes
7. I Won't Hold You Back
8. Stranger In Town
9. Mr. Friendly
10. Mama
11. 99
DISC 2
1. Afraid Of Love
2. Keyboards & Guitar Solo
3. Africa
4. How Does It Feel
5. Isolation
6. Change Of Heart
7. I'll Supply The Love
8. Rosanna
9. Runaway
10. Member Introduction
11. Endless
Live at Budokan, Tokyo 28th Feb 1985
TRIALレーベル、2CDR。1985年2月28日武道館公演をオーディエンス録音で収録。Uxbridgeレーベルからもリリースされていますが、どうやら同じテープみたいです。せっかくブート業者様がインフォを書いているのだから、解説はそちらにお任せしましょう(丸投げ)。
「ISOLATION」リリース時期の1985年ジャパン・ツアーより、2月28日日本武道館での2日目公演を、当時としては良好なオーディエンス・マスターより、107分にわたり収録。 まず貴重なフレデリクセン時代となるもので、『ISOLATION』のレパートリーは「Lion」と「Holyanna」以外の全曲に及んで、彼のボーカルで甦る代表曲は、まさにこの当時ならではのもの。
なお特に貴重なのは「Mr. Friendly」「How Does It Feel」「Change Of Heart」「Endless」の4曲で、ほとんどライブ記録がない激レア・ナンバー。 なおラストの「Endless」が未収録ゆえコンプリートではないものの、貴重な記録としてファンにはメモリアル・アイテム。
ということで、それでは音源をどうぞ。
disc 1
disc 2
The Keeper Of The Words (ZION-011)
DISC 1
1. Intro.
2. Till The End
3. We Can Make It Tonight
4. 99
5. Mama
6. Could This Be Love
7. I'll Be Over You
8. Stranger In Town
9. Fahrenheit
10. Somewhere Tonight
11. Guitar Solo
12. Lea
DISC 2
1. Georgy Porgy
2. Band Introduction
3. Africa
4. Steve Porcaro Solo
5. I Won't Hold You back
6. Girl Goodbye
7. David Paich Solo
8. White Sister
9. Hold The Line
10. Rosanna
Live at Yokohama Bunka Taikukan 29th Oct 1986
ZIONレーベル、プレス盤2CD。1986年10月29日横浜文化体育館公演をオーディエンス録音で収録。ファーギーが解雇され、ジョセフ・ウィリアムが加入後にリリースされた「FAHRENHEIT」のツアー。どうやら再販されているみたいなので、メーカーインフォに丸投げしましょう。
「ジョセフ・ウィリアム時代」1986年10月29日に「横浜文化体育館」を含む本作は、「最高の傑作」ともいわれた超名盤が復活したもので、貴重な「FAHRENHEIT TOUR 1986 -1987 “。 1986年は日本ツアーがメインで、他はサンタクルスとホノルルでした。 1987年には、11のヨーロッパ公演のみが開かれた。当時は北米、日本、ヨーロッパにまたがっていましたが、おおむね「世界」とは言い切れない短いショートツアーでした。この作品の横浜演奏は、このツアーの2回目のツアーです。日本初のコンサートでした。
この世界は貴重な「FAHRENHEIT TOUR」のレコードですが、この作品はそんな稀少度を吹き飛ばした超高音質です。もともとは「THE KEEPER OF THE WORDS」として登場したオリジナルマスターでしたが、紛れもなくクリアな録音で「日本に来るパフォーマンスのレコーディングでもトップクラス」と呼ばれていました。ここのポイントは1986年ではない。長い歴史の中で数え切れないほど登場した「来日記録」の中でトップクラスです。もちろん、現在のデジタル録音を含めると、「頂点」を肯定することはできませんが、依然としてトップクラスですが、ジョセフ時代に限定されていても、世界中で比類のないものです。以下略。
ということで、最新リマスタリングを施したということですが、わざわざ買い直すほどの差はないでしょう。というか、これらのブート音源を私が過去にg101等で散々アップしてきたので、ネット中に散らばっていることでしょう。音源をどうぞ。ヤクザを送り込まんといてください😰
disc 1
disc 2
Promise Me Tonight (TRIAL-082)
DISC 1
1. Intro.
2. Till The End
3. We Can Make It Tonight
4. 99
5. Mama
6. Could This Be Love
7. I'll Be Over You
8. Stranger In Town
9. Fahrenheit
10. Somewhere Tonight
11. Guitar Solo
12. Georgy Porgy
DISC 2
1. Band Introduction
2. Africa
3. I Won't Hold You back
4. Girl Goodbye
5. David Paich Solo
6. White Sister
7. Rosanna
8. Hold The Line
Live at Yoyogi Olympic Pool, Tokyo 31st Oct 1986
TRIALレーベル、2CDR。1986年10月31日代々木オリンピックプール公演をオーディエンス録音で収録。検索してみるも、どうやら再販やアップグレードはされていない模様。以下、メーカーインフォに丸投げ。
ジョセフ・ウイリアムズ参加時の来日公演3連発!"FAHRENHEIT"リリースに伴うツアーから、86年10月31日代々木オリンピックプール公演を良好オーディエンスソースで収録!先に紹介した29日横浜公演収録の"THE KEEPER OF THE WORDS"と比べると、こちらは録音位置こそ差は無いものの、ワンランク程度下回る音質です。モノラルオーディエンスで、当然ながらレンジは狭く感じられます。また、低音があまり聴こえない、高音が若干耳障りなのもマイナス要素です。とはいえ、こちらも当時としてはなかなか良い録音で、中の上の音質と言えます。演奏内容に大差は無いので、決定盤は"THE KEEPER OF THE WORDS"辺りでしょう。
では、音源をどうぞ。
disc 1
disc 2
HEAT GOES ON (TRIAL-184)
DISC 1 & 3
1. Intro
2. Till The End
3. We Can Make It Tonight
4. 99
5. Mama
6. Could This Be Love
7. I'll Be Over You
8. Stranger In Town
9. Fahrenheit
10. Somewhere Tonight
11. Guitar Solo
12. Georgy Porgy
13. Member Introduction
14. Africa
15. I Won't Hold You Back
DISC 2 & 4
1. Girl Goodbye
2. Dave's Solo
3. White Sister
4. Rosanna
5. Hold The Line
DISC1-2 Live at Castle Hall , Osaka 4Th Nov 1986
DISC3-4 Live at Castle Hall , Osaka 6Th Nov 1986
TRIALレーベル、4CDR。1986年11月4日&6日大阪城ホール公演をオーディエンス録音で収録。4日の音源はコンサート前半の音質が悪く録音レベルも低い。中盤から別マスターを使用したらしく、音質が大きく変化して聴きやすくなっております。私がグダグダと書くよりも、メーカーインフォのほうが詳しく知ることが出来るでしょう(丸投げ)。
1986年「ファーレンハイト」に伴うジャパン・ツアーより11月4日と6日の大阪城ホール公演を初登場オーディエンス録音で完全収録した、マニア必携の4枚組が登場です。まず4日公演ですが、冒頭から7曲目のStranger In Town までかなり小さな音で録音されているのが残念ですが、8曲目のFahrenheitから本編ラストのRosannaまでは、音質良好の別マスターを使用しており、中盤からラストにかけては素晴らしい音で録音されています。アンコールのHold The Lineは前半の音の小さいテイクを使用しています。このように2種のオーディエンス録音で当日のショウを再現しているので、決して万人向けのタイトルではありませんが、86年大阪城ホール公演初日は非常に珍しく、マニアには驚きの音源であると思います。
代わって、6日の音源は、1曲目のTill The Endの途中からパンチの効いた素晴らしい録音に変貌していきます。それ以降は、安定した高音質サウンドでコンサートの全貌を堪能することができます。ドラム、ベース、パーカッションもきれいに録音されており、全編をとおしてストレスなくショウを楽しむことができます。新曲「Fahrenheit」ナンバーは、前半から中盤にかけて数多く披露され、Till The End、We Can Make It Tonight、Mama、Could This Be Love、I'll Be Over You、Fahrenheit、Somewhere Tonight、Leaといったナンバーはその全てが聴き所といっても過言ではありません。ジョセフのボーカルも実に素晴らしく、お馴染みの高品質なアンサンブルと共に唯一無二の圧倒的なTOTOのサウンドワールドを演出してくれます。
なお、大阪公演も再販やアップグレードはされていないみたいです。それでは音源をどうぞ。
disc1 1986.11.4
disc2 1986.11.4
disc3 1986.11.6
disc4 1986.11.6
I'll Be There (ZION-012)
DISC 1
1. Till The End
2. Mama
3. 99
4. Somewhere Tonight
5. I'll Be Over You
6. Could This Be Love
7. Luke Acoustic Guitar Solo
8. Georgy Porgy
DISC 2
1. Africa / Percussion Solo
2. I Won't Hold You Back
3. Girl Goodbye
4. Dave Keyboard Solo
5. White Sister
6. Rosanna
7. Hold The Line
8. Reach Out I'll Be There
Live at Le Zénith De Paris 4th Feb 1987
ZIONレーベル、プレス盤2CD。1987年2月4日フランス・パリ公演をサウンドボード録音で収録。近年、再販されたみたいです。そちらのメーカーインフォに解説を任せましょう(丸投げ)。
ジョセフ・ウィリアムズを迎えた名作『FAHRENHEIT』時代。その象徴ともなるステレオサウンドボード・アルバムが最高峰クオリティで復刻です。その象徴作に収められているのは「1987年2月4日パリ公演」。そのオフィシャル級サウンドボード録音です。ジョセフと共に新時代を切り拓いたTOTOは来日公演も果たしましたが、実のところ世界的なライヴ活動はかなり限定的でもありました。一応、母国アメリカでのショウもなくはなかったものの、たった2回だけ。移動とショウを繰り返す“ツアー”と呼べるのは1986年の日本と1987年のヨーロッパだけでした。
そんな中で本作のパリ公演は「欧州」レッグの10公演目……というより最後から2番目となる最終盤のコンサートでした。ショウ自体がこれだけ少ないのですから、当然記録も少ない。オーディエンス録音でさえ稀少なツアーなわけですが、パリ公演はこのツアーで唯一の完璧なサウンドボードが残されたことで知られています。本作は、その最高峰盤。かつては「Africa」がなく、ピッチも大幅に狂った盤が出回った事もありますが、本作にはそうした欠点がない。フェイドインではありますが「Africa」もジェフ・ポーカロのドラムソロ付きで収録され、ピッチも正確なのです。
実のところ、その「Africa」では一時的にノイジーになるのですが、それ以外のクオリティは鉄壁。収録は淀みなく、ミックスは均整の美を湛え、鳴りもステレオ感もパーフェクト。まさに「オフィシャル級」と呼ぶに相応しい美麗サウンドボードのです。しかも、当時の公式基準の話。これは悪く言っているのではありません。現代のオフィシャル基準は音圧稼ぎが常態化しているためにパワーでガンガン押すようなサウンドですが、本作は違う。極上の機微や分離感はそのままに、当時ならではの繊細さに溢れている。80年代らしい出音を80年代らしく記録した極上サウンドボードなのです。
そんなクオリティで描かれるのが貴重極まる“FAHRENHEIT TOUR”なのですからたまらない。セットはズバリ4枚『TOTO』『HYDRA』『IV』『FAHRENHEIT』の濃縮還元。黄金の大代表曲に加え、「Mama」「Till The End」「Somewhere Tonight」「Could This Be Love」といった当時ならではのナンバーもたっぷりと披露してくれる。もちろん、ジョセフの復帰後にも演奏している曲がほとんどではあるものの、ここでの彼は26歳。その若々しくも情熱溢れるフレッシュな歌声で聞けるのです。
また、そんなオリジナル以上に貴重なのがアンコールの「(Reach Out) I'll Be There」。これは60年代モータウンのFOUR TOPSのカバー。TOTO全史でも片手で足りるほどしか演奏していないと言われる激レア曲なのですが、それをオフィシャル級の極上サウンドボードで楽しめてしまうのです。とにもかくにも貴重な“FAHRENHEIT TOUR”。その唯一となるサウンドボード録音の最高峰盤です。
・・・ということですが、ここで紹介するZION盤はピッチが正常で、既発盤だとカットされている "Africa" も収録されております。再版盤はZION盤のリマスターと見てよいかと思います。それでは音源をどうぞ。
disc 1
disc 2
SEVENTH HEAVEN (LAM 8810)
1. Carmen
2. Stop Loving You
3. I'll Be Over You
4. Dune
5. Mushanga
6. 99
7. Africa
8. I Won't Hold You Back
9. Pamela
10. Rosanna
11. Hold The Line
Live At Budokan, Tokyo 23th Apr 1988
Miracle Productionレーベル、1CDR。1988年4月23日武道館公演をオーディエンス録音で収録。1998年リリース。1CDRで不完全収録。Discogsを調べると、懐かしのMasterportレーベルから2003年に完全版が出ていますが、それっきり1度も再販やアップグレードはされていない模様。ネットにもこの日の音源はアップされておらず、コピーブート販売店にも本作やMasterport盤はありません。
音質は良好で、時代を考えると高音質と言えるはず。観客の声援や手拍子も邪魔にならない丁度いい具合で演奏を盛り上げます。楽器もしっかり聴きとれるので、下手なSBDよりもライブ盤として楽しめる1枚だと思います。これだけバランス良く録れているにも関わらず、再版されないままで20年が経過ですか。埋もれてしまうには勿体ない気がします。・・・のでアップしたろ🤩
budokan 1988
HEAL THIS TIME (ZION-009)
DISC 1
1. Intro
2. Carmen
3. Stop Loving You
4. I'll Be Over You
5. Only The Children
6. Guitar Solo
7. Dune (Desert Theme)
8. Mushanga
9. Stay Away
10. 99
11. Keyboard Solo
12. Home Of The Brave
13. Africa
14. I Won't Hold You Back
DISC 2
1. Pamela
2. Afraid Of Love
3. Losers In The Night
4. White Sister
5. Jumping Jack Flash
6. Rosanna
7. Hold The Line
Live at NHK Hall, Tokyo 25th Apr 1988
ZIONレーベル、プレス盤2CD。1988年4月25日NHKホール公演をオーディエンス録音で収録。こちらも再版されております。以下、メーカーインフォ。ZION盤で十分ですけどねえ🤔
『THE SEVENTH ONE』リリース時、ジョセフ・ウィリアムス時代の1988年来日公演より、4月25日NHKホールでのライブを、極上のオーディエンス・レコーディングにて118分にわたりコンプリート収録。 この当時としては驚異的クオリティーのオーディエンス・マスターにさらにデジタル・リマスタリングを施し、さらにクリアーかつ各パートも一層鮮やかに浮き立つサウンドに。そして同アルバムから6曲が披露され、特に「Mushanga」や「Stay Away」などはこの時期だけのレア・ナンバー。 またルークのギター・ソロから始まる「Dune(Desert Theme)」は、映画『デューン/砂の惑星』のテーマ・ソングで、2018年のツアーでも30年ぶりに演奏され話題のレア曲。他にも「Jumpin' Jack Flash」を「Rossana」の前奏的に織り込んだりと、貴重なシーンも随所に光る貴重なライブをサウンドボード・レベルのサウンドにて。
ということで、それでは音源をどうぞ!
disc 1
disc 2
以上でトトのブート紹介は終わりです😺