DIANA KRALL - The Wallflower World Tour Tokyo 3 Days Complete (XAVEL-SMS-062/063/064)
カナダ出身の世界的ジャズ・シンガーでピアニストのダイアナ・クラールの2016年2月24日、25日の昭和女子大学人見記念講堂公演、2月27日東京芸術劇場公演の3公演を、複数のイヤーモニター音源とオーディエンス音源をミックスしたマトリックス音源で、CD6枚に渡り完全収録したXAVELレーベル製のブートレグ盤を紹介するよ😄
2015年2月、デヴィッド・フォスターによるプロデュースで製作されたアルバム「Wallflower」をリリース。著名なアーティストたちの名曲をジャズ・アレンジしたこのカヴァーアルバムは、ビルボード200で10位を記録した他、各国のチャートでも10位以内に入るヒットを記録した。
アルバムリリース直後の2015年2月25日から北米ツアーがスタート。1年以上に及ぶ大規模なワールド・ツアーを行い、翌2016年7月23日ポルトガル公演を以てロック、ポップソングを数多くカヴァーした異色のツアーとなった"Wallflower World Tour"は全日程を終えた。
日本公演は2016年2月24日~29日まで、東京と大阪で計4公演が行われた。そのうちの東京3公演を収録したのが本作である。全公演でセットリストが異なる他、同じ曲でも日によってアレンジが異なるなど聴き所は多い。若い頃と比べてハスキーな声がさらに強まった感があるが、それがジャズ・サウンドと良い具合にマッチしている。レビュー等はメーカーインフォや他サイト様をご覧ください、
さすがにオフィシャルのような完璧な音ではないが、複数のイヤモニ音源を重ねているだけに、リアルな疑似ステレオSBD状態となっており素晴らしい。そこに高音質AUD音源を被せることで、歓声や音の質感にさらにステレオの広がりを持たせている。このレーベルのブートを購入したのは本作が初だが、他レーベルでは絶対に真似できないクオリティの高さだ。
ネットのDL音源ではなく、こういったメーカー独自の音源で作られたブートなら今後も購入してみたいところ。さすがXAVELレーベル。
では、せっかくなので初日となる24日・昭和女子大学人見記念講堂公演をフルでアップいたしましょう!これを聴いて他の公演も聴きたくなった方は、ブートショップでお買い求め下さい。某ハゲオクでコピー盤を安価で売っている輩もいるけど、XAVELのようなメーカーには出来ればお布施してあげてちょ😙
初回プレス盤(ホログラムエディション・帯・初回特典DVD付き)は完売により廃盤ですが、最近、2nd Edition(ホログラムなし・帯・DVDなし)がリリースされたので、音源自体は入手が容易です。音源を聴きながら、初回プレス盤ジャケットなどの画像でもお楽しみください。
2016.2.24 disc1
1. Intro
2. 'Deed I Do
3. There Ain't No Sweet Man That's Worth The Salt Of My Tears
4. Just Like a Butterfly That's Caught in the Rain
5. So Nice (Summer Samba)
6. Frim Fram Sauce
7. How Deep Is The Ocean
8. Corcovado (Quiet Nights of Quiet Stars)
9. Temptation
10. Bass & Drums Solo
11. Temptation Reprise
2016.2.24 disc2
1. The Look Of Love
2. I Don't Know Enough About You
3. Angel Eyes
4. California Dreamin'
5. Wallflower
6. Just You, Just Me
7. Desperado
8. After You've Gone
9. This Dream of You
10. Ophelia
2016.2.25 disc1
1. Intro
2. 'Deed I Do
3. There Ain't No Sweet Man That's Worth The Salt Of My Tears
4. Just Like a Butterfly That's Caught in the Rain
5. On the Sunny Side of the Street
6. So Nice (Summer Samba)
7. How Deep Is The Ocean
8. You Call It Madness
9. Temptation
10. Bass & Drums Solo
11. Temptation Reprise
2016.2.25 disc2
1. The Look Of Love
2. Fly Me To The Moon
3. A Case of You
4. California Dreamin'
5. Wallflower
6. Frim Fram Sauce
7. Just You, Just Me Encore
8. Desperado
9. After You've Gone
10. Ophelia
Diana Krall : Piano, Vocals
Anthony Wilson : Guitar
Dennis Crouch : Bass
Stuart Duncan : Fiddle
Karriem Riggins : Drums
Patrick Warren : Keyboards
当方が所有するものは初回盤。初回プレスはジャケットとバックインレイにホログラム加工が施されている。そして日本語帯付き。帯は、外国のコレクターには特に人気があるらしい。その為、近年はブートメーカーも挙って日本語帯を付けるようになった。個人的には邪魔くさいから要らん。
バックインレイ。御覧のようにインレイもホログラム加工が施されている。ディスクは1~6ではなく、1公演ずつにタイトルがつけられており、各公演のディスク1~2と言う形になっている。
初回プレス盤の初回入荷100プレス分(ややこしい)にはボーナスDVD-Rが付属してくる。2月27日東京芸術劇場公演をオーデェエンスショットで捉えている。動画は当方がYoutubeに投稿している。以下に貼っておこう。
2台のカメラでダイアナを中心に捉えている。とても見やすくて単品でもブートとして商品化できそうだ。
メーカーインフォ
巨匠デイヴィッド・フォスターを迎えて制作された最新アルバム『Wallflower』。旧来のジャズ・ファンのみならず、あらゆるジャンルの音楽ファンの心をつかむ選曲とアレンジで”傑作”の呼び声も高いこのカヴァー・アルバムを携えておこなわれた11年ぶりとなる来日ツアーより、東京3公演が全てオフィシャル級の超絶高音質完全収録で登場です。
人見記念講堂における2/24と2/25の連日公演、そして舞台を東京芸術劇場に移しておこなわれた2/27の東京最終公演。 各日セットリストおよび楽曲へのアプローチに変化をもたせるなど、趣向を凝らしておこなわれた全日必聴の3ステージを、極上のステレオ・サウンドボード録音に匹敵する驚愕の音質で完全収録したアイテムが本作です。
2016年、さらなるブレイク・スルーを達成し”新たな次元”に到達したXAVELレーベルの「マルチIEMマトリクス・レコーディング」。ダイアナのヴォーカルとピアノを中心に、名うてのミュージシャン揃いのバンドによる演奏の全てを驚くほどの分離と解像度で捉えたファン感涙のタイトルです。完全限定生産の来日記念盤、永久保存のプレスCD6枚組み、ホログラム加工の美麗アートワーク、日本語帯つき仕様でのリリースです。
さらに、初回入荷分のみ、2/27東京芸術劇場公演を2台のカメラにて撮影したボーナスDVDRが付属します(映像は7割程度の収録でブラック・アウトする箇所がありますが、非常に近くから撮影された大変美しい映像なので見ごたえ十分です。もちろんブラック・アウト部分も音声は途切れることが無く完全収録となっています)。
[第1夜、2/24人見記念講堂]
満場の拍手に迎えられ、久しぶりに日本のファンの前に姿を見せた記念すべき幕開け公演。小気味の良い「'Deed I Do」からスタートしたステージは、今回のジャパン・ツアーではこの日限定となるエラ・フィッツジェラルドの「エンジェル・アイズ」やボブ・ディランの「ディス・ドリーム・オブ・ユー」が飛び出す充実の一夜となりました。あの声で歌われる「ならずもの」は鳥肌モノ、締めくくりはザ・バンドの「オフェリア」です。歌にピアノに絶好調のダイアナの姿が眼前に思い浮かぶような素晴らしい内容です。
[第2夜、2/25人見記念講堂]
前日に引き続き同じ会場で行われた2016年ジャパン・ツアー二日目のステージ。リラックスした雰囲気の中でおこなわれたこの日のライヴは、中盤のピアノ・ソロ・パートで聴きたい曲を募るなど、オーディエンスとのやり取りも聴きものとなっています。
リクエスト・ナンバーのジャズ・スタンダード「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」とジョニ・ミッチェルの「ア・ケース・オブ・ユー」はこの日のみの演奏。ナット・キング・コールのカヴァー「ユー・コール・イット・マッドネス」を聴くことが出来るのもこの日のみです。充実著しい二日目公演。初日公演と甲乙つけがたい素晴らしい内容となりました。
[第3夜、2/27東京芸術劇場]
舞台を池袋の東京芸術劇場に移しておこなわれた東京最終公演。この日はダイアナの喉の調子が思わしくなく(本人もMC箇所でたびたびそのことに言及し謝罪しています)、その影響もあってか人見記念講堂における連日公演と比べるとやや短めのパフォーマンスとなりました。
しかしながら、「サマー・サンバ」「愛は海よりも深く」「テンプテーション」「夢のカリフォルニア」「ウォールフラワー」「君去りしのち」「オフェリア」といった、王道ジャズからボサ・ノヴァ、アメリカン・クラシック、ポップス、ロックまで広範な音世界をダイアナ流に解釈してみせる主要な楽曲はしっかりと演奏されています。
そしてこの日は土曜日、喉の状態も活かして(?)この日のみ演奏されたアンコール曲のトム・ウェイツのカヴァー「ザ・ハート・オブ・サタデイ・ナイト」が最大の聴き所であるため、やはりこの日も外すことは出来ないでしょう。
"Eyes Of An Angel -1st Night in Tokyo 2016-"
DISC 1
1. Intro
2. 'Deed I Do
3. There Ain't No Sweet Man That's Worth The Salt Of My Tears
4. Just Like a Butterfly That's Caught in the Rain
5. So Nice (Summer Samba)
6. Frim Fram Sauce
7. How Deep Is The Ocean
8. Corcovado (Quiet Nights of Quiet Stars)
9. Temptation
10. Bass & Drums Solo
11. Temptation Reprise
DISC 2
1. The Look Of Love
2. I Don't Know Enough About You
3. Angel Eyes
4. California Dreamin'
5. Wallflower
6. Just You, Just Me
7. Desperado
8. After You've Gone
9. This Dream of You
10. Ophelia
"Call It Madness -2nd Night in Tokyo 2016-"
DISC 1
1. Intro
2. 'Deed I Do
3. There Ain't No Sweet Man That's Worth The Salt Of My Tears
4. Just Like a Butterfly That's Caught in the Rain
5. On the Sunny Side of the Street
6. So Nice (Summer Samba)
7. How Deep Is The Ocean
8. You Call It Madness
9. Temptation
10. Bass & Drums Solo
11. Temptation Reprise
DISC 2
1. The Look Of Love
2. Fly Me To The Moon
3. A Case of You
4. California Dreamin'
5. Wallflower
6. Frim Fram Sauce
7. Just You, Just Me
8. Desperado
9. After You've Gone
10. Ophelia
"Heart Of A Saturday Night -3rd Night in Tokyo 2016-"
DISC 1
1. Intro
2. 'Deed I Do
3. There Ain't No Sweet Man That's Worth The Salt Of My Tears
4. Just Like a Butterfly That's Caught in the Rain
5. So Nice (Summer Samba)
6. On the Sunny Side of the Street
7. How Deep Is The Ocean
8. Temptation
9. Bass & Drums Solo
10. Temptation Reprise
DISC 2
1. The Look Of Love
2. A Case of You
3. California Dreamin'
4. Wallflower
5. Just You, Just Me
6. The Heart Of A Saturday Night
7. After You've Gone
8. Ophelia
以上です🙂