検索による訪問が多いみたいなので再々掲載しておきます😶
Windows3.1/95/98対応のプレミア系レトロPCゲーム説明書スキャン画像置き場です。画像ははてなの仕様上、最大1200pxlとなります。PCから御覧の方は、画像を右クリックから新規タブで開くと拡大できます。スマホから御覧の方は、そのまま記事をピンチアウトすることで拡大可能です。
①Win/Mac版 CAL1・2+PAL
②ジサツのための101の方法
③書淫、或いは失われた夢の物語。
それでは、レッツ・スタート!😃
①CAL1・2+PAL編
まずはバーディーソフトからWin&Mac(Hybrid)ソフト「CAL I・II+PAL」でございます。オリジナルはPC9801版で、時間差でFM-TOWNS、X68K版が発売されました。後にPCエンジンCD-ROM2にも2作目と3作目(完結編)が移植されている為、タイトルだけでも知っているという方は多いのではないでしょうか。
ちなみに2作目からは当時の人気原画家たちが参加していることでも知られている作品とのこと。私は「はやてクロスブレード」の林家志弦さんしか分かりません。キャラクターを前面に押し出した、まさにエロを売りにしたストレートなアダルトADVらしいですが、私は1度もインストールしていない為、評価以前に何も語ることはできません。
こんな感じのゲームだそうです😦
Win&MacのHybrid版「CAL」が発売された当時、バーディーソフトは既に解散直前の末期だったと記憶しています。本作同様に同社「BEAST」のHybrid版が同時発売されていたと記憶していますが、20年以上前のことで自信がありません。
「CAL」を作ったチームは後に「Mirage」シリーズなどで有名になるディスカバリーを立ち上げます。当時のバーディーソフト、ディスカバリーには、日本一ソフトウェアのマール王国シリーズやディスガイアシリーズの音楽を担当している佐藤天平氏が「ストロベリーボーイ」の名で参加していることでも知られています。
下でアップしているCALの説明書にも、スタッフクレジット一覧にストロベリーボーイが入っていることが確認できます。
Hybrid版「CAL1.2+PAL」の説明書ですが、Hybrid用に作られた説明書ではなく、PC98/X68/FMT共用の説明書(当時の説明書)をそのまま入れてあるという有様です。PALは元々、説明書が存在しておりません。バーディーソフトが如何に末期状態だったか、ということでしょうか。よって、旧機種版の説明書2冊をスキャンしてアップです。
パッケージ画像
↑分割拡大
CD-ROM
CAL1説明書
CAL2説明書
・・・ということで如何でしたでしょうか。旧機種版の説明書をそのまま流用して補足用紙を入れない辺り、かなり厳しい状況だったのかもしれません。本作はどういう訳かプレミアソフトとなっているみたいです。ただ、一時期と比べて価格がやや落ち着いた感があります。
②ジサツのための101の方法 編
続いて、公爵(デューク)より2001年に発売された電波系アダルトソフト「ジサツのための101の方法」の説明書をアップしましょう。ジャンルは「妄想心理ノベル」とのこと。
このソフトは発売当時に新品で購入しました。エロゲ好きの友人に連れられて大阪日本橋のとらのあな(だったと思うけど忘れた)に寄った際、偶然、本作が目に入りました。タイトルの強烈なインパクトに惹かれて購入した次第です。いざプレイしてみると電波系と呼ばれる理解しがたい内容で、すぐに押し入れの肥しと化しました。暴力描写がややきつく、私は受け入れられませんでした。
当時の雑誌記事を載せておきましょう。
どういうストーリーなんや?なろう系ラノベ作家の脳内みたいな世界ってことか?🤔
本作は電波と呼ばれるジャンルを好む人たちから絶賛された作品らしく、気が付けばじわじわと中古価格が上昇し、ここ数年で一気に20万円近くまで上がった印象です。関わったスタッフや版権はハッキリとしているみたいですが、再版されないままのようです。上述の通り私は殆どプレイしていない為、作品の良し悪しについて語ることができません。説明書や付属物等の画像のみを淡々とアップしていきましょう。それではスタート!
ジャケット・説明書
訂正用紙・葉書
ディスク盤面
以上です。
③書淫、或いは失われた夢の物語。
ラストは、アダルトゲーム界を代表する超プレミアゲーム「書淫、或いは失われた夢の物語。」(FORCE/4th)の説明書を貼っていきましょう。
紹介する書淫は、DOS/V機が主流となった2000年に発売されたソフトです。超高額ソフトとなった理由は、流通量の少なさ、シナリオの完成度の高さ、小説顔負けの本格的で膨大なテキスト量といった内容の評価によるものと言われています。
本作は発売当時、全くと言っていいほど話題にならず、早々とワゴンで処分されていました。発売から随分と時間が経ってから評価が高まったソフトであり、話題となった頃には既に入手困難の状態となっていたみたいです。
聞くところによると、単なるアダルトシーンが含まれる作品という訳ではなく、エロシーンも物語の伏線に深く絡む重要なイベントとして用意されているなど作り込まれた物語だそうです。私は殆どプレイしていない為、詳しくは分かりません。アダルトゲームとしては使い道がない(何の使い道でしょうかね?🤔)とか。エロ目的で買うとガッカリみたいな感じでしょうか。
ネタバレになるかもしれませんが、主人公は重度の精神的トラウマを抱えているという設定のようです。1度のプレイでは物語の全容が全く把握できず、繰り返しプレイすることで選択肢や物語の分岐が徐々に増えて全体像が見えてくる、とのこと。ちなみに物語を担当した方は、今は演劇関係のシナリオ作家をされていたと思います。
発売当時、本作がゲーム雑誌で取り上げられることはほぼ皆無だったと思います。雑誌の新作ソフト一覧にて、メーカー側からセールスポイントについてのコメントが無いことから積極的に売り出す姿勢もなかったのでしょうか。
発売前に雑誌掲載された記事はこれくらいだったと思います。とにかく作品の露出、ユーザーへのアピールが極めて少なかった印象です。当時でも存在を知らないという人が多かったかと。前述の通り、数回だけプレイして投げた作品の為、私は本作について語る資格はございません。あくまで説明書などの画像をペタペタ貼り付ける企画でございます。それでは書淫の箱・説明書画像をどうぞ。
記事下段では、私が本作を入手した経緯について記載しております。なかなかイワークつきな入手経緯です。
外箱
ディスク(CD-ROM)
説明書
※画像が大きい為、縮小表示しております。画像をクリックすると拡大表示されます。
以上です。
<イワークなお話>
今や50万円以上というブランドバッグ顔負けのプレミア価格となった本作を、私は発売当時に「無料」で入手しました。正確にはゴミ箱から拾った品でございます。ゴミ箱漁りしてごめんちゃい🙀
大阪日本橋にある愛染橋病院のすぐ近く、このコインランドリーがある場所は、かつてゲームショップ(「ぱそまる」か「ぽち」だっけ?)でした。友人と日本橋巡りをする際は、この付近で軽く休憩するのが定番で、テイクアウトしたマックなどを食べ、付近にあるごみ箱にゴミを捨てるのがパターンでした。
そのゴミ箱に、ごみ袋で何重にも包まれた怪しいこんもりと盛り上がったブツが突っ込まれておりました。ゴミを捨てたくても、謎のゴミによってゴミ箱が塞がれて捨てられない状態に我々は当惑しつつ、公共のゴミ箱にパンパンに詰め込まれた「何か」の中身に興味を惹かれてしまったのでした。
人が通り過ぎるタイミングを見計らって袋をゴミ箱から取り出すと、人気の少ない場所で「開封作業」。中には大量のVHSテープとエロゲがたくさん入っておりました。VHSのラベルは「ドラゴンナイト」「エルフの若奥様」などアダルトアニメのタイトルが書かれている物の他、ラベルレスも多数。中身がなにか気になる所ですが、さすがにVHSはスルー。我々の関心はエロゲのほうです。
私はエロゲについて知識がほぼ皆無の為ですが、博識(笑)な友人が「殆ど最新作だ」「限定版の特典も全部揃っている」と驚いた顔をしておりました。エロゲが15~20本ほど入っていたと思います。中身は全て完品・美品です。ほぼ新品状態でした。欲しいソフトだけ手元に残すことにして、残りを今は亡きソフマップ7号店で売却。8万円ほどになり、友人と半分ずつ分けました。20年以上前のことで時効であり、悪行をどうかお許しください🙏
このような経緯で手に入れたのが「書淫」です。書淫を残した理由は、当時の人気エロゲの主流だったアニメ調のデザイン(VIPERやサキュバスなどに代表されるタイプ)は好きではなく、逆に書淫のようなデザインに刺さるものがあった為です。TOPCATのぼうのうと氏のデザインなども好きでした。KANONのいたる絵は堪忍。
ともあれ、当時の新作アダルトPCゲームをゴミ箱に投棄された持ち主の方、お小遣いをありがとうございました。まさかオタクの人が急死して、その家族が捨てたみたいな遺品ではないよね?
最後に駿河屋の価格。
ふぁーーーーーーー!!!😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱